前回は超基礎の算術計算、データ型、if文、for文、関数の作成を確認しました。
今回はクラスについてお勉強。
【クラス】
プログラミングでいう「オブジェクト」とは、
“Hello” などのデータと、そのデータがもつ find() join()などのメソッドを合わせたもの。
このオブジェクトの設計図を「クラス」という。
クラスから作ったオブジェクトを、特別に区別する意味で「インスタンス」と呼ぶ。
例えば車クラス(オブジェクト)という新しいクラスを考えると、
データにあたるのが、メーカーや排気量、色など
メソッドにあたるのが、走る・曲がる・止まるなど
インスタンスは車そのもの
これをコードで表現すると、クラスの定義は、
class 車:
def __init__(self,メーカー,排気量,色):
self.メーカー = メーカー
self.排気量 = 排気量
self.色 = 色
def 走る(self):
print("走り出す")
def 曲がる(self):
print("曲がる")
def 止まる(self):
print("止まる)
車インスタンスを作って、変数 car に代入するのは、
この時メーカーと排気量、色を決めてインスタンスを作成。
car = 車(HONDA,2000cc,white)
これでメーカーや排気量などのデータと、走る・止まるなどのメソッドをもったcarオブジェクトができる。データへのアクセスやメソッドは、この通り。
>>> car.メーカー
HONDA
>>> car.排気量
2000cc
>>> car.走る()
"走り出す"
もう少しかっこよくclass Manを定義してみるとこんな感じ。
__init__()はインスタンス作成時に自動的に呼び出されるのでprint(“Initialized!”)が実行されている。
…という理解でいいのだろうか。